タクシードライバーの独立

脱サラして個人タクシー運転手を目指す方法について解説。10年以上のドライバー経験など、個人タクシーとして独立するために必要なことをまとめました。

脱サラ後に個人タクシー運転手になる方法

個人タクシー運転手になるためには、実は法人でタクシー運転手として10年以上の経験を積まなければなりません。年齢にもよりますが、基本的には10年以上の経験があって、直前の3年間無事故無違反であることが求められます。

これに加えて200万円以上の資金を準備した上で運輸局の個人タクシー試験を受けることができます。

個人タクシーは、開業時期にある程度のまとまった資金が必要です。設備資金や車庫代、保険料など、少なくとも200万円が必要になります。

個人タクシードライバーとして独立するまでは大変な道のりですが、自営業になるので売上は自分のものになります。10年以上の経験を積み、3年間無事故無違反という厳しい条件をクリアすれば、高収入を狙うことも可能なのです。

法人タクシーの場合は、ドライバーとして働くために必要なものは基本的に会社が用意してくれます。自己資金がなくてもドライバーとして働き始められるので、お金に余裕がなくても問題ありません。

会社員として働くので、ドライバーとしての売上は会社と分けることになります。一般的にはドライバーが受け取れるのは60％ほどです。

※参照元：大和自動車交通公式HP（https://www.daiwaj.com/service/topics/019）

個人タクシーの仕事は、勤務形態は自分の自由。したがって働く曜日や時間は自由で、ほかの仕事をしながら副業としてタクシードライバーをすることも可能です。副業としてドライバーをするなら、個人タクシーは検討すべき選択肢のひとつと言えるでしょう。

また法人タクシーでも週の半分はドライバーとして働き、残りの半分を別の仕事にあてている人もいます。

個人タクシーは自営業なので、その収入について確定申告を行い、所得税を納めなければなりません。

個人タクシー協会に加入していれば、確定申告などの事務のアドバイスを受けられるほか、組合専属の税理士や会計士に相談することもできます。

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