自家用車の運転には一種免許、乗客を乗せて目的にまで運ぶための運転では二種免許と、運転の利用目的によって取得する免許が異なります。ここでは、タクシードライバーに必須な二種免許について紹介しています。
二種免許は、乗客が指定する場所まで運び運賃を受け取るタクシー業で必要な免許です。一種免許よりも合格点が高めに設定された技能試験と旅客自動車に関する知識がプラスされた学科試験があり、合格後は応急救護処置講習と旅客者講習を受講する必要があります。
二種免許には車の大きさや種類によって、普通・中型・大型・大型特殊二種・けん引二種と5種類あります。タクシー業に必要なのは普通二種免許で、ハイヤーや介護送迎車もこれになります。
二種免許の受験資格は2022年に見直しされており、年齢が19歳以上に引き下げられました。受験するためには、普通自動車一種免許を取得して1年以上経過していること、年齢が19歳以上であること、受験資格特例教習を受けることが条件となっています。
特例教習の内容には、年齢要件に関する特例を受けるための教習と、経験年数要件に関する特例を受けるための教習の2つがあり、旅客自動車等の運転に必要な適性や実技に関する座学や実車教習を所定の時限以上行うことが必要です。
学科試験はマークシート方式。一種免許よりも難易度が高く、合格ラインが高くなっているのはもちろん応用問題も多く出題されます。
また、お客様の命を扱うことからも技能試験の合格点は高めに設定されており、丁寧で基本的な運転技術が求められます。
学科・技能試験に合格したら、応急救護処置講習と旅客者講習を受講します。講座では応急救護処置の基礎知識や心肺蘇生法、止血法などの技術を身につけます。複数のコースを想定した内容で、6時間前後となっています。
最短でも学科・技能教習それぞれ20時間前後かかります。通いもしくは合宿で取得する必要があり、その費用は大体20~30万円(※)と高額です。タクシー会社でかかる費用を負担する二種免許取得制度を用意しているところもあります。
二種免許取得は時間も費用もかかるので、自己負担となると大変です。タクシー会社では二種免許の取得をサポートしているところが多く、受講は終業時間としてくれるだけでなく、必要な費用も負担してくれます。費用負担は会社によって異なるので、最初にチェックしておくといいでしょう。
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