タクシードライバーへの転職を検討するうえで、ボーナスの有無は気になるポイントです。給与体系別の仕組みを解説します。
タクシー業界にはA型・B型・AB型の3つの給与体系があり、ボーナスの有無はこの体系によって決まります。歩合制のイメージが強い業界ですが、実際には多くの会社でボーナス制度が設けられています。
A型賃金は固定給+歩合給+賞与の構成で、一般企業と同様にボーナスが支給されます。ただし歩合率が低く、現在この体系を採用している会社はごく少数です。B型賃金は完全歩合制のため基本的にボーナスはなく、売上の55〜65%程度が毎月の給与として支払われます。高収入を目指せる反面、収入が変動しやすい点には注意が必要です。
現在もっとも多くの会社が採用するAB型賃金では、毎月の売上の一部が積み立てられ、年2〜3回のボーナスとして支給されます。月給の安定と成果報酬を両立できる点が特徴です。
AB型賃金では、毎月の売上から一定割合が差し引かれてプールされ、所定の時期にまとめてボーナスとして支給されます。一般企業の賞与とは異なり、自分の売上からの積立金である点が大きな特徴です。
支給回数は夏・冬の年2回が基本ですが、年3〜4回に分けて支給する会社も存在します。支給を受けるには支給日に在籍していることが条件となるケースが多いため、転職や退職のタイミングには注意が必要です。退職時に未支給分がどう扱われるかも入社前に確認しておきましょう。
支給額は経験年数によって差が出る傾向があります。入社直後は営業ノウハウが十分でなく売上が安定しにくいため、積立額も控えめになりがちです。一方、ベテランドライバーは効率的な営業を重ねることで高い売上を維持し、まとまったボーナスを受け取れる可能性があります。
全国ハイヤー・タクシー連合会が公表する「タクシー運転者の賃金・労働時間の現況」によると、タクシードライバーの年間賞与の全国平均額は127,900円です。
この数値にはボーナスが支給されないB型賃金のドライバーも含まれているため、全体平均としては低めに映る傾向があります。AB型賃金を採用する会社で効率的に営業を行った場合は、この平均を上回る支給額を見込める可能性もあります。
参照元:タクシー運転者の賃金・労働時間の現況(https://taxi-japan.or.jp/zius/wp-content/uploads/2025/07/tinginR5.pdf)
タクシー会社を選ぶ際は、ボーナスの有無だけでなく複数の要素を総合的に比較することが大切です。歩合率や営業エリア(都心部は需要が多く売上が伸びやすい傾向があります)、福利厚生(社会保険や二種免許取得費用の会社負担など)、教育体制の充実度などもあわせて確認することをおすすめします。
タクシードライバーのボーナスは給与体系によって大きく異なり、現在はAB型賃金の積立型ボーナスが主流です。自分のライフスタイルや収入の目標に合った給与体系の会社を見つけるために、複数社を比較検討してみてください。
ここでは数ある東京都荒川区近郊のタクシー会社の中から、希望する働き方別におすすめの会社を3社ピックアップ。ぜひ、参考にしてみてください。
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